技術紹介 弊社の技術

高圧鋳造による高性能金属

高性能化

本来、溶湯鍛造はアルミ合金をより特性の良いアルミ合金にするための技術です。この、溶湯鍛造技術を利用して、プリフォームに高圧でアルミを含浸することで複合材をつくる技術に発展しました。
<効果>

  • 内部欠陥を減少させることができる
  • 疲労特性が鋳物に比べて良好(屈伸材の下限値近傍)
  • 組織の微細化
    • フローイメージ

ADC14

ADC14

ADC14は強度、耐摩耗性に優れたタイプのアルミで、特に高温下での強度も他のタイプと比べて最も良好です。
ADC14合金を含むハイパーシルミン類(アルジル、過共晶シリコン合金)は、初晶シリコンの粒度調整 (微細化)と、初晶の析出が極めて早いことによる難鋳造性によって、材料として用いる事に問題がありました。
前者は、リン(P)の添加により解決し、後者は、溶湯鍛造法を用いることで解決し、健全で高強度な鋳造品を得られるようになりました。
当社では、ピストンスリーブ φ150~450の材料として実績があります。

形状例(ピストンスリーブ)

ピストンリーヴ形状例

特徴

  • 高強度・高耐摩耗
  • 熱膨張率が低い
  • 高温強度が高い
  • ダイカスト用アルミであるが溶湯鍛造法では鋳造可能

AC8A

ADC14

AC8Aは熱膨張係数が小さいことから、ローエックス合金やピストン合金とも称されるアルミ合金鋳物です。
Al-Si-Cu-Ni-Mg系の合金で、耐熱性・耐摩耗性に優れています。
コンプレッサー、熱機関用ピストン、プーリ、軸受などに使われます。
高圧鋳造の効果により亀裂疲労が起こりにくく、高い耐久力をもち信頼性の高い材料です。
一般的なAC8Aに比べ約10%以上の引張強度があります。

特徴

  • 引張強度10%アップ
    (通常AC8Aと比較)
  • 耐久力が高い
  • 振動に強い
  • 巣がほとんど無い