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当社の新素材AC-Albolonをテン輪に採用した腕時計が時計マニアの雑誌クロノスで紹介されました

当社の新素材AC-Albolon(アルボロン)がテン輪に採用されている時計師のオリジナル腕時計が、時計マニアの雑誌「クロノス」にて紹介されました。

東京・吉祥寺に位置する中島正晴氏が運営する時計修復工房「マサズ パスタイム」が2023年、オリジナルウォッチ「那由他モデルA」の製品化を実現しました。当社の新素材AC-Albolon(アルボロン)がテンプの軽量化に寄与していることが特長の一つとして紹介され、何故AC-Albolonを用いたのかなど記事の中で説明されています。

以下記事からの引用をご紹介します。
「….このオリジナルウォッチで見るべきは、(時計師の)篠原氏が設計・製造を手掛けたムーブメントだ。とりわけ那由他モデルAの脱進機周りが面白い。テンワ※に「アルボロン」という新素材を用いているのだ。アルボロンはアドバンスコンポジット(静岡県富士市)が開発した、アルミニウムを約60%、セラミックスを約40%使った複合素材だ。軽量かつ加工性に優れる一方で剛性もあり、回転や高速振動を担うパーツに適している。しかし、腕時計での採用は初。なぜアルボロンを用いたのかと聞くと、篠原氏は「軽さ」の重要性を語った。このムーブメントはフリースプラングテンプであり、テンワにはプラチナ製マスロットが取り付けられている。重いプラチナは精度調整時の変化量を大きく取れるが、テンプ自体も重くなるという課題を抱える。そこでアルボロンがテンプの軽量化に寄与しているのだ。」

※天輪(テンワ)とはヒゲゼンマイ、軸となる天真と一緒にテンプを構成という機械式時計の心臓部となる部品を構成する部分です。

「那由他モデルAに搭載されるムーブメント。テンワ※に複合素材「アルボロン」が使われている。大きなテンプや、そこに取り付けられたマスロット、そしてテンプを支えるブリッジに篠原氏の世界観が表現される一方で、コート・ド・ジュネーブやペルラージュといった伝統的な装飾も楽しめる。パーツの仕上げは佐々木健斗氏による。」(記事より引用) 

詳しくはこちらの記事をどうぞ
https://www.webchronos.net/features/105685/

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